職業訓練合格後、入校までに必要な手続きとは?

選考試験も無事終わり1週間ほどで合否の結果が出ます。(通常の日程と追加募集の日程により合格発表までの期間のずれは生じます。ご自身の受ける専門校の日程を確認してくださいね。)


私は追加募集の合格でした。


追加募集の合格発表は試験を受けた訓練校に朝9時30分ごろ貼りだされました。

合格者はそのまま校内に入り、入校までの手続き書類の受け取りと説明を受けることになりました。

※通常の日程の場合、後日入校手続きの説明の日が設定されていると思います。


そこで渡されたのは

  • 住所届
  • 緊急連絡先
  • 誓約書
  • 入校料の納付書・入校料納付確認書
  • 健康診断書提出の案内
  • 授業で使う教科書の目録
  • 職業訓練生総合保険申込書

でした。


健康診断書について

特に急を要するのは健康診断書でした。入校日前3か月以内のものを提出ということでした。


前職で健康診断を受けていましたが、既に3か月以上も経過してました。そのため近くの診療機関に行き健康診断を受けに行きました。


もし3か月以内に受けた健康診断書がある場合、新たに受けに行かなくても大丈夫です。


ちなみに、学校が必要とする健康診断の検査内容に血液検査は含まれていませんでした。大阪の訓練校の場合、聴診、身長、体重、視力、聴力、胸部X線、腹囲、血圧測定、尿検査(糖、蛋白、潜血)までの健康診断でOKでした。


学校から渡された健康診断内容の用紙を病院に渡し、直接記載していただきました。費用は3,240円でした。


この辺りの費用は受診する病院により異なると思います。ネットで調べて健康診断書を当日発行していただけるか、また費用を確認してみてください。


住所届の経路について

住所届は家から学校までの経路を記載しなければなりません。手書きですと大変です。


Google MapやYahoo地図でルート検索を行ってそれをプリントし、貼り付けるのが一番楽です。

モノクロで印刷し、経路になる部分を蛍光マーカーで引いていけばわかりやすくなるのでおススメです。


入校料の納付

入校料の納付書は銀行の窓口で支払いをして、その控えを入校料納付確認書に添付します。


郵便局・コンビニでの支払いができないものでしたので、これも平日の15時までに手続きをしておく必要があります。ちなみに入校料は5,650円でした。


説明会でも学校の職員から口酸っぱく言われたのが、「入校日までに納め忘れのないこと」でした。この手続きを忘れると入校させてもらえません。言い訳は一切聞いてくれません。


教科書等必要物の準備

教科書は普通に市販されている書籍が指定されていました。そのため学校で購入するのではなく、学校が始まるまでに自分で買い揃える必要があります。


本屋で購入する場合、受講する科目によりますが専門書ですと在庫がないことが多々あります。時間のある方は本屋に電話をして在庫を確認し、取り置きしてもらうか入荷してもらうようにしましょう。


また、本屋巡りで時間を浪費するくらいなら、ネットで探して購入するのも一案です。


ネットですと中古本で出品されていることもあり、新品にこだわらず必要経費を落としたい方は楽天市場やAmazonで探すと見つかることもあります。


私の科目では教科書が3冊指定されており、それを定価で購入すると8,270円でした。ですがネットで探し出して、2冊は中古で購入できました。これで2,000円くらいトータルで費用を抑えることができました。


職業訓練生総合保険申込書

訓練期間中・通所途上中に被った傷害・疾病についての損害を補償するための保険加入書です。加入は任意です。訓練の科目によりますが建築、自動車整備、電気関係は工具を使いますので加入される方が安心です。1年で5,000円ほどなので月400円程度になります。


私の科目は座学が多いこともあって加入はしませんでした。※生命保険と自動車保険に個人賠償責任が付帯されていたため。


合格後の手続き注意点

必要書類を一式そろえるには銀行へ行ったり、健康診断を受けたりと時間がかかります。追加募集の合格者は入校までに時間が少ないですので、合格後は安どせず終わらせることをどんどん片付けるように心がけてくださいね。


入校までには出費がかさみます。学校から指定されるのは科目により工具や制服も必要になりますので注意してください。



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