職業訓練校初日に行う手続きとは?

無事職業訓練校に入校することができた私。


初日は入校式と入校手続きの説明が午前中に行われました。


その日の訓練日程は以上。午後はフリーですが、失業給付の延長対象にある人は手続きをするために自分の管轄のハローワークに出向かなければなりません。


訓練校入校日の流れ

私が通った大阪の職業訓練校は、午前中に各科の新入生が登校してきて、集合場所の教室で待機した後、ホールで入校式が執り行われました。


式自体は1時間ほどで終了。


その後教室に戻ってから入校手続きや学校生活に必要な説明が自分の所属する科の先生(担任)からありました。


所属する科における座席位置や靴箱、ロッカーの位置等々。そして事前に通知されていた書類の提出です。


午前のうちに初日終了。失業給付延長の対象者は各自ハローワークへ行って手続き


といった流れでした。


失業給付の延長の手続きについて


失業給付の延長に関係のない方は読み飛ばしていただいて結構です。さて、私にとって1年間学びとともに雇用保険の失業給付が受けられる延長手続きの説明を受けました。


手続きの流れは以下の通りです。

  • 担任から渡された「公共職業能力開発施設入校証明書」を管轄のハローワークへ提出
  • 管轄のハローワークで自分の「雇用保険受給資格者証」に受講指示のシールを貼ってもらう
  • 入校翌日に「雇用保険受給資格者証」を担任に提出
  • 入校翌日に渡される「公共職業訓練等受講届・通所届」に記載の上提出
  • 毎月末に「公共職業訓練等受講証明書」を提出


「公共職業能力開発施設入校証明書」を管轄のハローワークへ提出

公共職業能力開発施設入校証明書は写真のようなA4用紙1枚ものです。

この原本を自分の管轄のハローワークに行って提出します。


午前中に職業訓練校が終わるのは、午後からハローワークに出向きこの手続きを行わせるためです。


したがって学校と自分の住んでいるハローワークが離れている人にとっては時間勝負になります。ハローワークの開庁時間は管轄によって異なります。早いところですと17時で閉まってしまいますので、午前のこの説明が終わると皆直接ハローワークへ向かっていました。


「雇用保険受給資格者証」に受講指示をもらう

公共職業能力開発施設入校証明書の提出ともに、自分の「雇用保険受給資格者証」に受講指示のシールを貼ってもらいます。


晴れて、めでたく雇用保険の失業給付(基本手当)が延長となります。そして自分の管轄のハローワークが通う学校のハローワークの管轄と異なる場合は、ここで変更手続きが行われます。


これによって、4週間に1回、失業給付を受けるために、認定日にハローワークに出向いていた作業がなくなります。


手続きを行ったのは職業訓練の申し込みをしたハローワークのブースです。手続きのかかる時間も10分ほどで終了しました。


他府県から職業訓練校に通われる方は、学校からハローワークに移動する時間が結構かかると思います。手続き自体はさして難しいものではありませんから、職業訓練校から言われた通りの手続きを行って翌日(学校の登校)を迎えましょう。






It's 職業訓練ライフ

失業後の基本給付を延長してさらに技術と技能を磨ける職業訓練制度。実体験を元に入学までの段取りや訓練校の生活をお伝えいたします。