台風シーズンだけでなく、この頃はゲリラ豪雨や大雨で警報が発令されることが多くなりました。
職業訓練校では警報が出た時休みになるのか気になりますよね?
職業訓練校の警報発令時の措置
大阪の職業訓練校では下記のように定められていました。
■午前7時までに大阪府内で暴風警報または特別警報が発令されている場合は自宅待機。
■午前10時までに暴風警報または特別警報が解除、または注意報に変わった場合は午後から訓練。※大雨で公共交通機関(電車・バス)がストップして、登校できない場合は学校へ連絡。
■午前10時を過ぎても暴風警報または特別警報が解除されていない場合は臨時休校。※午前7時以降に暴風警報または特別警報が発令された場合、その時点から臨時休校。ただし、午前10時までに暴風警報または特別警報が解除、または注意報に変わった場合は午後から訓練。
■登校途中で暴風警報または特別警報が発令された場合は登校するか避難するかは各自の判断。登校した場合は職員の指示に従うこと。
暴風警報または特別警報
警報とは、気象庁によると重大な災害の起こるおそれのある旨を警告して行う予報のことで気象、地面現象、高潮、波浪、浸水、洪水の警報があります。気象警報には暴風、暴風雪、大雨、大雪の警報があり、暴風警報は死傷者や家,建物などの構造物の損壊,倒壊,飛散,鉄道や船舶など交通機関への支障など,重大な災害が起こるおそれがある場合に発表される警報にあたります。
暴風となる風速基準は各都道府県によって異なり、東京地方で「暴風」と言うのは風速25m/s以上の風を指します。大阪府では大阪市と泉州地区は陸上風速 20m/s, 海上風速 25m/s、それ以外は陸上風速 20m/sで暴風警報となります。
特別警報は、警報の発表基準をはるかに超える大雨や大津波等が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合、最大級の警戒を呼びかけるものを指します。
大雨洪水警報では休みにはならない
台風を伴う雨の場合は大概、暴風警報または暴風注意報が発令され分かりやすいのですが、風が弱く、雨が強い場合に発令されたりする大雨洪水警報は休みにならないので注意が必要です。
私が通っていた時にも台風が通過したりしたのですが、大雨洪水警報しか朝の登校時間帯は発令されていなかったので通常登校でした。
ただ、警報の種類を勘違いして自宅待機していた人は担任から電話連絡を受け、午後から登校するような事態もありました。当然、遅刻扱いとなり、4時限以上の出席をしてなければ、雇用保険の失業給付をもらえないので、該当者は午後一番の授業に間に合うよう必死になって登校していました。
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