職業訓練校では就職情報はどうやって得るの?

職業訓練校では入校時から就職に関する個別相談、個別指導など、担任の先生や就職活動相談員の方々が支援を行う体制を敷いています。


また、公共職業安定所(ハローワーク)と連携し企業の求人情報を提供したりしています。


さらに、職業訓練校自体が無料職業紹介事業の許可を受けているので、学校の先生方が企業訪問など行ってぎせんこう向けの求人を見つけてきたりしてます。


職業訓練校には就職情報室がある

就職情報室は職業訓練校に通う生徒の就職活動をサポートするために設置されています。大阪府はそのような名称でした。ほかには就職情報コーナーと呼ばれたりしている技専校もあるようです。私が通っていた技術専門校は次のような施設でした。


就職情報室の利用

利用時間:10時45分~17時15分

※訓練時間内の利用は担任の許可が必要

※夏季休校日など学校休校日は休み

就職情報室の受付

窓口には就職活動相談員・求人開拓員と呼ばれる方が常駐。私が通った校では2名いらっしゃいました。求人表の閲覧・求人検索用のパソコンを利用する時は受付の人に申し出る必要があります。

就職情報室のパソコン求人検索

求人検索用のパソコンは3台設置。ハローワークの求人情報が検索可能です。ですのでわざわざハローワークへ出向かなくともハローワークで提供している検索方法で職業訓練校に通いながら調べることが可能です。


また、パソコンを使用して応募書類の作成・修正をすることも可能です。※パソコン利用時は受付でパソコン利用者名簿に所属する科と氏名を記載する必要があります。

就職情報支援室の支援

就職情報室では履歴書・職務経歴書の作成支援を行っています。書き方がわからない場合やもうすこしブラッシュアップさせたいときには就職活動相談員の方に申し出ると添削作業を一緒に行ってくれます。

就職情報支援室の個別相談

就職活動相談員・求人開拓員・キャリア支援員と呼ばれる方々が就職に関する相談や悩み事をプライバシーに配慮しながら応対してくれます。相談が必要な場合は事前に担任の先生を通じての申し込みが必要となります。


担任・就職活動相談員との面談

5月に入ってから最初にどういった方面の就職を考えているか、また就職活動はいつぐらいから始めるかなどの最初の面談が行われます。


授業(講義)を受けている中、一人ひとり別室に呼び出されて15分から30分くらい面談を行いました。


それまでに職歴のある人はどういった仕事をしてきたか、そして今学んでいる学科の技能をどのような方面で活かしていきたいかを話しました。


特に何か相談員の方から「こうしなさい」といったものはこの段階ではありませんでした。あくまで最初のスクーリングといった感じでした。

It's 職業訓練ライフ

失業後の基本給付を延長してさらに技術と技能を磨ける職業訓練制度。実体験を元に入学までの段取りや訓練校の生活をお伝えいたします。