コロナ禍の職業訓練事情

新型コロナウイルスの感染により日本全国に非常事態宣言がだされ、職業訓練校も登校禁止を余儀なくされた2020年。

宣言解除がされた今、第2波、第3波の感染拡大が起こることも想定され、新しいコロナとの共存生活が試される岐路に立たされています。

職業訓練も例外ではなく、5月31日まで登校禁止になっている首都東京都などは短い期間の職業訓練は今後eラーニングでの授業を実施する予定です。

東京都の職業訓練eラーニング

令和２年度　オンラインスキルアップ職業訓練（新型コロナ感染症緊急対策）として、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により停滞する経済活動に再び活力をもたらすよう、知識・技能を備えた人材を育成するため職業訓練を実施。本訓練は、民間教育機関に委託して実施し、eラーニングを活用して自宅での受講ができるように行いますとのことです。

受講生募集

概要　※詳細は５月下旬以降、こちらに掲載します。

□ 受講生募集：６月１日（月）～　（予定）※８月入校生募集の場合　　

□ 受講対象者：都内在住者で、新型コロナウイルスの影響等による求職者又は非正規雇用者、フリーランスの方。

□ 訓練期間：令和２年８月～１０月、令和２年９月～１１月、令和２年１１月～令和３年１月の３回実施（各３箇月）

詳しくはTOKYOはたらくネットにて

大阪府の職業訓練

大阪府では現在コロナ感染によって新しい職業訓練が創設されるなどの情報はありません。

令和2年の年間実施計画では短期コースは以下のように設定されています。

大阪府委託訓練事業

大阪府では、求職中の女性や若年者、中高年齢者、ひとり親家庭の父母の方々の就職を支援するため、就職に必要な知識や技能を習得していただけるよう、職業訓練を民間事業者に委託して実施。

訓練科目

情報、医療・福祉、事務など幅広い分野を提供。

離職者等再就職訓練事業において、令和２年度は、中高年齢者向け訓練科目として「オフィスソフト・RPAオペレーター実務科」（６月開講）、「宅地建物取引士養成科」（３月開講）、女性向け訓練科目として「歯科（助手）・医療事務＋パソコン科」（８月開講）、「オフィスワーク・テレコミュニケーション実践科」（２月開講）、「ファイナンシャルプランナー養成科」（９月開講）、若年者向け訓練科目として「Web・ＩＴエンジニア　アシスタント養成科」（７月開講）、「ITインストラクター・ITサポーター養成科」（１月開講）を設定。

訓練実施予定

令和２年６月開講から令和３年３月までの開講予定の訓練。

離職者等再就職訓練

２か月、３か月、４か月、５か月、６か月

まとめ

コロナにより離職に追い込まれた方にとっては職業訓練を受ける資格があるかたにとっては渡りに船です。積極的に興味ある分野については問い合わせや申し込みに行ってみてください。